薩摩半島の最南端に位置する薩摩富士 開聞岳。その山脈に広がるありのままの自然は地形を活かした、景観の美しいゴルフコースです。
コース設計は、当代一と謳われた井上誠一氏に「プロトーナメントを強く意識したコース」を依頼して完成。
開聞岳から吹き降ろす”開聞おろし”と、海から吹き上げる”海風”が交差し、ハザード同様コースの難易度を高めています。
難易の組み合わせが調和した18ホールは戦略性に富み、アンジュレーションのある平均800m²の広さのベントのワングリーンも、本土最南端という気候にかかわらず最高のコンディションでお楽しみいただけます。
毎年海外ツアーを転戦している選手からも高い評価を得ています。
1981年〜2004年の24年に渡り、プロゴルフトーナメント「カシオワールドオープン」の熱い戦いが繰り広げられ、あのタイガー・ウッズも挑んだ本格的なチャンピオンコースです。
2013年からはPGAシニアツアー「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」が開催され、往年のトッププロが集結しています。
身も心も解き放つ、本土最南端の大地で、最高のゴルフをご体感ください。
1908(明治41)年、東京生まれ。
1930(昭和5)年、東京ゴルフ倶楽部朝霞コースの設計のため来日したチャールズ・H・アリソンに接したことで、日本人としては初のコース設計専門家を志した。昭和30年代から日本のゴルフ競技の最高峰、日本オープン選手権の開催コースを含む数多くの名コースを作り出した。
1981(昭和56)年11月26日逝去。第1回カシオワールドオープンが開催された日でもあった。享年73才
本コースの特徴は、何といっても名物となっている『風』です。開聞岳から吹き降ろす“開聞おろし”と海から吹き上げる“海風”が交差し、ハザード(池やバンカー)同様コース戦略を難しくさせています。特に上り4ホールは評価が高く18ホール中で最も難易度の高い15番(ミドルホール)・17番(ショートホール)があれば、最終18番(ロングホール)は2オンのイーグルも可能なホールとなっており、プレーに面白さを加えコースに変化を与えています。この難易の組み合わせを18ホールのコース全体として調和させる事により、それがコースの戦略性を高める結果にもつながっています。
南国の自然を十分に活かすとともに戦略性の点でも申し分なく、井上誠一氏の傑作の一つ、そして日本でも有数の名コースとして数えられる本格的チャンピオンコースとなっております。
手掛けたコースは全部で38コースに及ぶ。